Withコロナの需要予測を考える

≪プログラムの一部変更/2020年8月12日≫
当初、本オンライン講演会は「需要予測研究会」の周知の一環として企画しておりましたが、趣旨を改め、コロナ禍の問題・課題にフォーカスしつつ、どのような環境下でも必要とされる需要予測の考え方や人の育成について、共有させて頂く機会とさせていただきます。
「研究会」につきましては、皆さまのニーズを改めて確認のうえで企画、ご案内させて頂きます。

Withコロナの需要予測を考える
~未曽有の混乱からのオペレーション・レジリエンス~

製造業において商品別の需要(売上)を予測し、生産や調達、物流といったサプライチェーンを動かすトリガーとなる需要予測の精度は、様々な業界で課題に挙げられています。日本でもS&OP(Sales and Operations Planning)という、販売計画と生産オペレーションのギャップに対してマネジメント層が定期的に意思決定をするしくみの導入が注目を浴びていますが、うまく運用できている企業は極めて少ない状況です。これには様々な要因があると考えられていますが、その一つが需要予測のオペレーションを整備できていないことです(Ann.V, Karlien.V他, 2018)。
 
さらに、今回のコロナウイルス感染拡大のような、未曽有の事態によるSCMオペレーションの混乱からのレジリエンス(回復力)にも、需要予測オペレーションが大きく関係していると感じています。では、各社の需要予測オペレーションの高度化はどのように考えれば良いのでしょうか?本講演では、需要予測オペレーションを高度化するためのフレームワークと、ビジネスでの活用事例を紹介します。また、需要予測の重要な一要素である「新製品の需要予測」について、世界で体系化されている知見や、AIとプロの直感の関係性といった、最新の取組みについてもご紹介いたします。

関係各位の積極的なご参加をお待ちしております。
【開催日時】
2020年9月3日(木) 13:30-14:30

【プログラム】
13:30~14:15 講演
 テーマ1:S&OPと需要予測成熟度の関係
         1)S&OP研究の歴史と本質
     2)需要予測のオペレーション診断
     3)需要予測の成熟度と精度の関係
           4)需要予測オペレーション・レジリエンス(回復)のために

 テーマ2:新製品の需要予測
     1)世界で整理されている新製品の需要予測モデル
           2)プロの直感を活用する新しい予測モデル
           3)需要予測AIを育てるポイント
           4)ナレッジマネジメントとデマンドプランナーの役割
14:15~14:30 質疑応答

【講師プロフィール】
山口 雄大 氏 (株)資生堂/需要予測アドバイザー
東京都出身。東京工業大学生命理工学部卒業。
同大学大学院社会理工学研究科修了(認知科学)。
同イノベーションマネジメント研究科ストラテジックSCMコース修了。
早稲田大学大学院経営管理研究科修了。
化粧品販売会社でロジスティクス実務を経験後、2010年から化粧品メーカーで
様々なブランドの需要予測を担当。
2019年コンサルティングファーム需要予測アドバイザーに就任。
2016年インバウンド需要予測の手法が秘匿発明に認定される(株式会社資生堂)。
学会や企業、大学等で需要予測に関する講演を多数実施。
著書に『需要予測の基本』(日本実業出版社)や『品切れ、過剰在庫を防ぐ技術』(光文社新書)がある。
JILS「SCMとマーケティングを結ぶ!需要予測の基本」講座講師。
「~ S&OPを効果的に推進する~需要予測研究会」ファシリテーター。

 
【オンライン講演会の特徴】
・集合型で行う講演会と同水準の質の高い内容をお届けします。
・投票機能や『Q&A』機能を使用した応答や質疑を行い、ライブならではの臨場感のある講演を行います。
・各講演時間に合わせて適切な休憩時間を設けます。

【オンライン講演会へのご参加にあたり】
日本ロジスティクスシステム協会(以下「主催者」という)が定める覚書(JILSオンライン研修受講にあたってご了承いただきたいこと)と
以下の事項に同意のうえお申し込みください。

・本オンライン講演会の参加者は申込時に登録した参加者に限定し、1人1台のデバイスでご参加いただきます。
・主催者に起因する事由や不測の事態により通信が中断した場合は、録画した本オンライン講演会を期間限定で配信します。
・参加者に起因する事由により通信が中断した場合は、主催者は責任を負わないものとします。
・本オンライン講演会の参加者による録画、録音、撮影は禁止とします。
・参加者により運営を妨げるおそれのある行為がある場合、対象者の聴講を中止させることがあります。

«必ず事前に確認してください»
・本オンラインセミナーはZoomウェビナーを利用して実施します。事前に講演会聴講時に利用するデバイスに
 ミーティング用Zoomクライアント等をインストールのうえ、以下のZoom接続テストURLにアクセスし、
 聴講に支障がないことを確認してください。
 Zoomクライアントが利用できない場合はご参加いただけません。
 Zoom接続テストURL https://zoom.us/test
開催日
2020年9月3日
対象
製造業のSCM・物流部門、需要予測・需給調整に関わる部門の方々
会場案内
オンラインセミナーでのみ実施し、集合型セミナーでの実施はしません。
参加費について
日本ロジスティクスシステム協会会員 5,000 円/1名
上記会員以外 9,000 円/1名
注意書き

※上記金額は消費税を除く。

参加費に含まれるもの

参加資格

 

参加定員

 

申込先/プログラム内容のお問い合わせ

公益社団法人日本ロジスティクスシステム協会 JILS総合研究所
〒105-0022 東京都港区海岸1-15-1 スズエベイディアム3F
TEL 03-3436-3191 FAX 03-3436-3190



お支払いについて

・請求書が届き次第、指定銀行の口座にお振込みください。
・お支払いは原則として開催前日までにお願い申し上げます(開催後になる場合は、支払予定日を申込書の支払予定日欄に明記してください)

※請求書は原則として、参加者①の方に送付いたします。それ以外をご希望の方は、「通信欄」にてご指示ください。
※参加料は、所定銀行の口座(請求書に記載)にお振込み願います。

・お申込み後のキャンセルは、ご遠慮ください。
ご都合が悪くなってしまった場合は、代理の方によるご出席をお願いいたします。
代理の方の出席も不可能な場合は、下記規定によりキャンセル料を申受けます。

<キャンセル規定>
第1回会合開催7日前~前々日(開催日を含まず起算)・・・参加料の30%
第1回会合開催前日及び当日 ・・・参加料の全額

個人情報の取り扱いについて

公益社団法人日本ロジスティクスシステム協会では、個人情報の保護に努めております。詳細は、当協会のプライバシーポリシー(https://www1.logistics.or.jp/privacy.html)をご覧ください。なお、ご記入いただきましたお客様の個人情報は、本講座に関する確認・連絡・受講者名簿の作成および当協会主催の関連催し物のご案内をお送りする際に利用させていただきます。